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不思議系生物学者シェルドレイク

イギリス情報Home UK地域情報情報> 生物学者シェルドレイク
 

天才?鬼才?それとも変人?イギリスの生物学者シェルドレイクの‘非常識’な主張
Rupert Sheldrake


ちょっと不思議な話。

シェルドレイク 新聞に出る前にクロスワードパズルを解くときと、新聞に出たあと解くときで、正解率を比較すると、新聞に出たあとの方がずっと正解率が高くなる、というクロスワードパズルを解くときに起こる現象があります。これは、非常に不思議な現象ですが、クロスワードパズルの愛好家たちにはよく知られていた現象だということです。 他にもたくさんこのような、なぜだかわからない不思議な話がいっぱいあります。
クロスワードをあまりやらない人でも、例えば、コンビニのレジに並ぼうとすると、なぜか、店の他のお客さんもみなタイミングを計ったかのようにレジに並ぶ、といったようなことは日常でよく目にする光景かと思います。あるいは、接客業をしている方は、今まで一人もいなかったお店に、何人かお客さんが入ると、お昼どきなどのお客さんが来るであろう決まった時間でなくとも、どんどんと混み出す、なんていうことは肌で感じていることだと思います。飛行機事故は一度起きると、何度も起きると言われます。昔からある経験則に「二度あることは三度ある」という言葉もありますよね。「歴史は繰り返す」とも言われてます。

今までこれらのことは偶然の一致ということで済ませてきました。
ところが、近年、これらの出来事を科学的に解明しようと試みようとするチャレンジングな科学者が登場しました。それが、イギリスの生物学者シェルドレイクです。彼は生物学者の立場から、上記のような出来事をうまく説明できる理論を完成させました。それが、形態形成場理論です。この理論を一言で言うと、生物の同一種が同じ形態になるのは、形態形成場に時空を超えた共鳴現象が起きることによる、という説です。これは形態に限らず、行動パターンにも現れ、数が多いほど顕著になるといいます。それを生物に限らず、さらに一般化すると、形というものは、遠く離れたところへエネルギーを抜きにして働きかけ、同じ形を生み出す力を持っている。関係の深いもの同士が共有し、離れていても作用しあう、目に見えないつながりがある、ということです。

具体的に言えば、ロンドンの実験室でラット千匹にある行動パターンを学習させた場合、ニューヨークでまったく別のラットがこれを学習する時間は、ロンドンの実験よりも速くなるそうです。
そんなばかな、まったく見知らぬラット同士が影響しあってるなんて、まるで超能力じゃないか、と思う方も大勢いるでしょう。いえ、多くの人が眉唾の話として捉えるだろうとおもいます。当然、科学的な権威のある学会ではこの説は受け入れられず「焚書もの」で、否定されています。
しかし、歴史上、人類に価値のある学説というのは、ガリレオが地動説を、ダーウィンが進化論を主張したときの世間の反応―賞賛ではなく、批判的な反応―を例に考えれば、はじめは人々に「非常識な考え方」として受け取られてしまうものです。

シェルドレイクは「科学は出来上がったものではない。分からないものを説明するために、未知の仮説を大胆に立てることは、反科学的なことではない」といいます。人類の歴史上いまだ人間にとって未知の自然が存在するということは確かです。そして、科学ではまだ証明できていないことは山ほどある、ということも事実と言っていいだろうと思います。
 


そんな彼は、自説が正しいかどうかを確かめるために多くの実験を行いました。そのひとつとして、彼は、このコラムの一番初めの文章で取り上げた「クロスワードパズルの正解率」に関する実験を行いました。

実験はロンドンの新聞社の協力を得て行われました。新聞に出る前にクロスワードパズルを解くときと、新聞に出たあと解くときで、正解率を比較したのです。すると、新聞に出たあとの方がずっと正解率が高くなったのです。いままでの科学では、こんなことはどうしても説明ができません。しかしこの現象をシェルドレイクの説で考えると、うまく説明ができます。つまり、新聞に出たことによってそのクロスワードパズルを多くの人が解いて正解を出すので、その形の場ができる。あとから解く人はその形の場に共鳴しやすいので、正解を出しやすい、と説明できるわけです。

他にも、テレビで公開実験もおこなっています。数10年前にイギリスのテレビ放送で行われた一枚の隠し絵に絡む実験ですが、テレビ放送の前と後では、明らかにテレビ放送後のほうが、より多くの被験者に隠し絵を認識されたのでした。

シェルドレイクは「超常現象のほとんどは、非科学的なのではなく、科学で扱われないべきタブーとされてきたので、科学的に検証されたことがないだけだ」といいます。非常に鋭い視点だと思います。超常現象のような不可思議な現象だけではなく、たとえば日常ありふれたこと「伝書鳩が正確に帰巣するのはなぜか?」という疑問でさえ、実はいまだに解明されていません。星座を見るとか、脳内に磁石があるとか、いろいろな仮説があっても、どれも結構簡単に覆されてしまうものばかりで、しまいには「遺伝子内に地図がある」という説明で終えてしまう説もあるほどだそうです。要するに説明になっていないのです。これをシェルドレイクの先ほどの理論を使って考えれば、関係の深いもの同士が共有し、離れていても作用しあう、目に見えないつながりがあり、伝書鳩はその力によって帰ってくることができるのだ、と説明が簡単にできます。
まったく関係がないはずの友達から、同じ日に電話がきたりする、運が悪いときが続くこと、運がよいときが続くこと、このような例をあげればきりがありませんが、もし、いつの日か、シェルドレイクのこの理論が正しいと証明されたならば、これらのことにも説明がつきそうです。ひょっとすると、将来運が悪いときが続かないようにするための方法など、困った偶然を断ち切るための方法が科学的に確立されるかもしれませんね。

Henry 12 Jan 2006




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